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飲み屋にもブックバーにも。下田の夜に寄り添う酒場「Table TOMATO」【下田ベイクロシオ】

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伊豆急下田駅から徒歩約7分。下田ベイクロシオからは徒歩約15分。下田の殿小路通り沿いにある「Table TOMATO」は、伊豆の食材を使った料理とナチュラルワインが楽しめる酒場です。2階に独立型書店「Books半島」が併設されているのは、書籍編集者、ライターでもある女将の山田真由美さんならではのスタイル。下田に素泊まりした日の夕食や晩酌、本を読みながら飲みたいとき。Table TOMATOには、いろんな夜に寄り添うテーブルがあります。

自分の居場所だった店をみんなの飲み屋に

Table TOMATOは、もともと山田さんのご両親が営んでいたブティック「TOMATO CLOSET」でした。ギャルソン、ズッカ、イッセイミヤケなど、上質なつくりで自立した女性を象徴したセレクトは、町の女の子たちの憧れ。山田さんにとっては洋服を買うだけでなく、友達とくつろいだりする場所でもあったそうです。

「両親がTOMATO CLOSETを閉じると決めたときに、ここをなくしたくないと思ったんです」。編集者、ライターとして湘南で暮らす山田さんでしたが、「飲み屋だったら自分にできるかも・・・・・家賃分だけ稼げたらいいか!」と、この場所を引き継ぐことを決意。その間およそ1カ月。山田さんは「じっくり考える時間があったらできていなかったかもしれません」と笑います。

現在、湘南と下田の2拠点生活をする山田さんがTable TOMATOに明かりを灯すのは、月に10日ほど。その日は、営業日を心待ちにしていた下田の人やふらりと立ち寄った観光客が訪れ、それぞれの夜を過ごしています。

下田の旬の素材にひらめきを加えた一皿

料理のこだわりは、できるだけ地のもの、旬のものを使うということ。地産地消にはフードマイレージの削減などいいことがたくさんありますが、山田さんの一番の理由は「おいしいから」と、いたってシンプル。「下田の野菜はそのまま出してもごちそうになるくらいなんですよ」。

食べること、飲むこと、手料理を振舞うことが大好きで、女将歴以上の食の経験と知見、五感を持つ山田さん。「もろこしのポタージュ」「戻り宗田カツオとスモモのサラダ」「キュウリのソムタム」「白浜トマトとブラータチーズ」「下田クレソン水ぎょうざ」など、その日の山田さんのひらめきとアイデアで下田の旬を味わえるのが、Table TOMATOの醍醐味です。

豊富なナチュラルワインもTable TOMATOの楽しみ。厳選されたワインから選ぶ一杯とその日の料理の一期一会は、余韻を残すおいしさ。それがまたここに来る理由になります。

心と世界を広げた本

階段を上ると、独立系書店「Books半島」。そこには、local、natural、our lifeをテーマに選書した新書と古書が並んでいます。

「子どものころから一人で過ごす時間や読書をするのが好きだったんです。当時はインターネットがなかったこともあって、世界を広げてくれるのも、思春期の多感な時期のよりどころも本でした。友達のような存在ですね。優しさとは何かとか、そういった本質的なことも本から学んだ気がします」

Books半島の書棚を眺めていると、本に支えられ、本を生業にしている山田さんのまなざしの追体験ができるよう。心が泊まる一冊との出会いがあれば、購入し、ワインのお供にするのもTable TOMATOのおすすめの過ごし方です。

手元の明かりが下田を照らす

山田さんが目指すのは、東京の“のんべえの聖地”、立石。そこで見たお酒を片手にリラックスした人たちが山田さんにとっての飲みの原風景なのだそう。「ゆくゆくはここのカウンターを大きなL字にしようかと思っているんです。もっと飲み屋っぽくしたくて」。続けていれば、自分のペースで理想に近づける。続けていれば、自分のペースで理想に近づける。Table TOMATOはまだまだ進化しそうです。

「下田から東京に出たときは、下田に戻ってくることはないと思っていました」という山田さん。「今こうしているのは、やっぱり下田が好きで、自分の感性はここで育ててもらったという思いがあるからなんですよね」。

自分の大切な場所を残したいという思いで始まったTable TOMATOは今、「みんなに楽しんでもらえる場所」に。山田さんが灯した明かりは、下田を照らす希望になっています。

下田ベイクロシオでは、ご宿泊のお客様に下田の町を楽しんでいただけるよう、周辺のカフェなどをご案内しています。ホテルで過ごす時間と一緒に町へ出る時間もお楽しみください。

下田ベイクロシオの客室情報は、下記よりご覧いただけます。
baykuro.co.jp/rooms/

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